今回は京都迎賓館を見学しに行きました。
セキュリティ対策は万全で荷物検査など済まして中へと案内されます。
最初に目についたのが通路です。
通路の幅は広く、天井は高く、化粧材は木材をメインで使われており、
日光が柔らかく差し込みとても温かみのある空間でした。

建物の中心には池があり、窓からの景色はとてもきれいで、
四季折々の見え方があるので年間通して拝観したかったです。

天井が庭の方に傾いている理由は視線の運びを自然と庭に向けるためなんです。

こちらは『夕映えの間』
東西の壁には大きな絵が飾られています。
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とんでもない仕掛けですが、こちらの絵が飾れている壁は動きます。
人数の規模に合わせて広くしたり狭くしたりと、居心地の良い間取りにするという気配り
(壁を動かすという発想がすごいですね)

池の真ん中には橋が架けています。
その橋には屋根が設けており、そこには職人の遊び心がありました。
全部で4か所
『鈴虫』『蜻蛉』『飛蝗』『蝶々』の彫刻が彫られています。
なぜこの4種類なのか気になってネットで調べてみると、どれも縁起が良いとされる象徴的な虫でした。
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他にも職人さんの気配りがあります。
建築的には接合部や釘を使う所は見せたくないないなぁと考えるところです。
そういったところは『釘隠し』という金物でさりげなく隠します。
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職人さんの色んな遊び心、さりげない気配りなど色々と感じる事がありました。
見学ツアーが始まる前の待合室にて、迎賓館に出入りしている華道家のインタビュー動画が流れていました。
『おもてなしとは』というお話です。
現場の裏側の事情を一切見せず、相手に表面のみを純粋に堪能してもらう気配り、そのような裏事情が『表に無し』
これこそが『お・め・て・な・し』なんですよというお話をされていました。
要点をまとめますと 『過程(裏側)を極めた上に最上級の結果(表側)がある』という極致みたいな状態です。
それを理解したうえで見学すると、迎賓館での建築意匠・料理・美術品・工芸品 その一つ一つに携わる職人や現場の方々から、相手に喜んでもらいたいという心意気がとても伝わります。
この考えはどの仕事でも通じるものがあり、見学で学んだ事もありますがこっちの話もとても勉強になりました。
今回だけではまだ書き切れてないこともあるので、次回も引き続き見学ツアーの事を書きます。
宜しければ次回もお楽しみください。
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