性能向上リノベーション
断熱材の充填やガラスの交換・内窓の設置など断熱性を高めることで1年中快適な室内環境をつくることができ光熱費の削減(省エネ)にもつながります。
1.断熱材充填
断熱工法や断熱材の種類は、リフォームする現場の構造や築年数、現状の断熱性能を踏まえて最も適した方法で使い分けます。
スケルトンリノベーション解体後に塗布する、吹付硬質ウレタンフォーム「アクアフォームネオ 」を吹き付けることでで断熱性能を高めます。 路地にある住宅やマンションなどの集合住宅にはぴったりの施工方法です。 |
水で発砲し地球にも人にも優しい断熱材。 アクアフォームは地球温室効果の大きいフロントガスを使用せず、水を使って現場で発砲させる断熱材です。 シックハウスの原因とされる物質も発生させない地球にも人にも優しい硬質ウレタンフォーム素材です。 |
高性能な床断熱、グラスウールの「アクリアUボード」 |
「ネオマフォーム」 |
2.内窓設置
既存の窓と内窓の間にできる空気層が断熱材の役割を果たし、夏は外からの熱を、冬は室内の暖かい空気が逃げるのを防ぎます。
結露対策:断熱性が向上することで室内の温度が安定し、室内が冷えにくくなるため、結露の発生を抑制できます。
防音効果:窓の気密性が高まることで外からの音や室内からの音の伝わりにくくなり、防音性が向上します。
また、既存の外窓は一般的にアルミ製の窓枠ですが、内窓の窓枠は樹脂製で、熱の伝わりやすさはアルミの1/1000程度。
内窓を設置することにより、外の冷たい空気の影響をうけにくくすることができます。
断熱の効果は?
リノベーション前は断熱がされていなかったマンションを、スケルトンリノベーション時に断熱工事を行った結果…
光熱費は年間で約半分に削減することができました。
断熱工事を行うことで、室内の熱が逃げにくく、外気の影響も受けにくくなります。
そのため、当初計画していたよりも小さい容量や少ない台数でエアコンを取付できるのでランニングコストや設置コスト削減にもつながります。